とあるビストロで・・・

仕事が忙しくて、更新を怠っていましたが、この間も色々とありました。先日、妻とひぃを連れて、街中のとあるビストロへ入った時のこと。すでに昼の1時を回っていて、店内は観光客の若いカップルなどがまばらにいる程度でしたが、僕たちは4人のマダム達が…

世界を変える力

ダウン症の赤ちゃんが写真コンテストで優勝したという記事が出ていました。 確かに可愛いですね。「彼らには世界を変える力がある」(individuals with special needs have the potential to change the world)というお母さんの言葉が力強いです。うちの「…

出生前診断

先日、出生前診断の施設が拡大するという記事が流れていました。こういった記事を見るたびに、とても暗い気持ちになります。目の前で笑顔を見せる「ひぃ」の命が、真っ向から否定されているような、そんな感覚に襲われるのです。 「新型出生前検査」拡大へ、…

インフルエンザ

あろうことか、僕が我が家のインフルエンザ第一号になってしまいました! まだ詳しくは書いていませんでしたが、二女の「ひぃ」は肺高血圧症に加え、心房中隔欠損と動脈管開存症という二つの心疾患を抱えています。そのため、誕生直後から「風邪を引いたら即…

きょうだいの絆

最初に少し書きましたが、うちは4歳になった長女の「すぅ」と、間もなく1歳を迎える次女の「ひぃ」の2人姉妹です。以前に、ダウン症の子がきょうだいに与える良い影響について、ブライアン・スコトコ医師(Dr. Brian Skotko)の講演を聞いて以来、すぅの妹に…

一升餅のお祝い

あとひと月で、「ひぃ」は一歳の誕生日を迎えます。年末年始に実家に帰った時、僕の母親は「また一升餅を用意しとくから」と意気込んでいました。そう言えば長女の「すぅ」の1歳の誕生日でも、同様のことをしてくれました。祝膳を前に両祖父母が見守る中で…

「おめでとう」という言葉

我が家も新年が明けました。昨年は2月の「ひぃ」の誕生から始まり、本当にいろんなことのあった一年でした。このブログでも、何から書こうかいきなり迷ってしまっています。よくあるダウン症の子育て体験ブログであれば、生まれてからの親としての受容の経…

ゆっくりな生活

ーこの子の成長は、ほんとうにゆーっくり、ゆっくりですからね。 僕たちの次女が生まれてから約1週間後、入院していた病院の小児科部長は、NICUの奥の面談室で穏やかにそう語りました。「ひぃ」(本名ではありませんが、このブログではこの呼び名で統一しま…