一升餅のお祝い

あとひと月で、「ひぃ」は一歳の誕生日を迎えます。
年末年始に実家に帰った時、僕の母親は「また一升餅を用意しとくから」と意気込んでいました。そう言えば長女の「すぅ」の1歳の誕生日でも、同様のことをしてくれました。祝膳を前に両祖父母が見守る中で、餅の入った幼児用のリュックを無理やり背負わされて、憮然とした表情で立っている「すぅ」の写真がMacに残っています。来月がとても楽しみです。
たぶん、「ひぃ」はその時点では歩くことはもとより、自分の足で立ち上がることも難しいでしょう。1歳であれば平均体重は9キロ弱だそうですが、「ひぃ」の体重はまだ6キロ程度。仰向けになった「ひぃ」を抱っこしてあやしながら、もしかするとこの子はずっと赤ちゃんのままなんだろうか、という気になったりすることがあります。
もちろん、そんなことはなくて、本当に「ゆっくりゆっくり」ではありますが、「ひぃ」は着実に成長しています。最近では、気がつくと腹ばいの姿勢から両足を前に出して「お座り」のポーズをしていることが増えました。お風呂でも、湯船の中で手足をバタつかせて、顔がびしょ濡れになるのも物ともせずに遊ぶようになりました。寝返りが初めてできたのなんて、なぜか「すぅ」と同じ時期の5カ月の時点だったりします。ダウン症でない赤ちゃんよりも早いくらいで、医者も驚いていました。寝返りが早すぎるとうつぶせ寝も増えるので、心配な面もありましたが・・・
1歳前後はどの子どもも歩けるかどうかという時期で、一升餅を背負わせながら、「一生の重みを感じさせると言う意味合いで、立って歩いてしまう子供の場合、わざと転ばせることもある」(一升餅 - Wikipedia)のだそうですね。それはそれで「こんな時期からそんな思いをさせなくても」と、若干かわいそうな気がしないでもないですが、「ひぃ」の成長をみんなで共感しあえる機会として、こういった行事は大切にしていきたいものだと思います。

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